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ドラマ『パーフェクトワールド』で共感の嵐、障害を受容するとは

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あきよし
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アンニョン、あきよし(@b1a4akiyoshiftm)です。

今期のドラマのパーフェクトワールドという作品で共感する事だらけだったのでシェアしていきたいと思います。

特に障害を受容することについてのセリフが、共感の嵐だったんです。

イケメンが出ている車椅子バスケの話で、どうせ御涙頂戴なんでしょという印象の人は多いと思いますが、そうではないです。

すごく深いドラマだなぁと思いました。

今、スタバでこの記事を書きながら涙が出てきている自分が居ます。

第4話に出てきたセリフがもうギャン泣きレベルでしたので書いておきます。

障害を乗り越えるとか受け入れるとか無理なんだって。
そんなの何年かかっても無理なんだって。
みんな平気じゃないけど平気なふりしているだけなんだって。

松村北斗くんのセリフがもうズーンと心の奥底を突かれた感じでした。

あきよし
あきよし

同じだ!!僕が思っていることを全て語ってくれている!!

パーフェクトワールドとは

このドラマのキャッチフレーズは
『いつかこのドラマがただのありふれたラブストーリーになりますように』
らしいです。

今は、障害ということで色眼鏡で見られるけど、これが普通に、ごく当たり前になる世の中になって欲しいという想いが込められているんじゃないかなと思いました。

ストーリーは大学生の時の事故で脊髄を損傷し、下半身が不随になり、恋愛も好きだったバスケも諦めていたのですが、幼馴染との再会を機に恋愛もバスケにも前向きになるというお話です。様々な困難に立ち向かうみたいな内容です。

原作は漫画みたいで女性コミック誌『kiss』で連載されているらしいです。

映画もやっていたみたいですね。

セリフが神すぎる

4話の終わりの7分のシーンはテキストベースじゃなく映像で見て欲しい!!と思うくらいです。

映像で観たい!!という方は
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から、観れるので観てみてください。

ちょっと涙が出てきて止まらなかったです。

僕が普段思っている事やポジティブに考えるようにしていることの全てが詰まっているセリフだったので紹介します。

うんざりなんだよ、綺麗ごとばっかり並べて。
いっくんのことだってどうせ障害者枠で雇ってるだけだろ?

お前にそういうコンプレックス持ってもらいたくなくて俺はこの会社を作ったんだ。
障害なんか乗り越えて、胸張って生きていって欲しいって。

だからそういうのが余計だっていってんだよ。
障害を乗り越えるとか受け入れるとか無理なんだって。
そんなの何年かかっても無理なんだって。
みんな平気じゃないけど平気なふりしているだけなんだって。

その通りだな。
ハルトがいう通りですよ。
俺だって障害受容なんて出来ていません。
好きでこんなもん(車椅子)に乗っているわけじゃない。
歩けるもんなら歩きたいです。
障害を負ったからこそ学べたことは山ほどあります。
でもだからって障害者でよかったなんて思ったこと一度もない。
なんで自分だけこんな目にって今でも思うし。
出来ることなら障害のない人生を送りたかった。
それが本音です。

健常者へのコンプレックスは一生捨てられない。
でも、俺たちだからこそ出来ることもあるんだってことお前にも実感して欲しいんだよ。
障害受容なんて一生出来なくてもいいよ。
ただ何か一つでも誰かのやくに立っているってことが毎日を腐らずに生きていけるんじゃないか?
そのための努力はするべきなんじゃないか?

障害者だから雇ったのではない。
実力を認めたから雇ったんだよ。

引用元:ドラマパーフェクトワールド第4話

あきよし
あきよし

分かりすぎてツライ。健常者へのコンプレックスもありまくるし、結局俺普通じゃないじゃんとかも思うし、障害受容なんて無理、多分一生。

このセリフ達が神がかっていると思います。

きちんと当事者目線が入っているセリフだなと思いました。

ただ視聴者を感動させようとかではない、何て言うんだろう、魂みたいなものを感じるなぁと思いました。

そして、このセリフを聞いて安心したと言うか、強がらなくていいんだなと何だか安心しました。

マジョリティーのなかで生きていく時にぶつかる壁なのかもしれないです。

ポジティブに考えようとはしているけど、、、、、ってところなんです。

周りの戸惑いも鮮明に描かれている

自分の娘の彼氏が障害者と知った時の親の反応がきちんと描かれています。

こればっかりは、相手方の親の考え方なんでしょうけど。

全員が全員受け入れてくれるわけでもないし、反対するわけでもない、運といえば運ですね。

この物語では主人公と恋人関係になるこの親が反対しまくっているという設定です。

お父さんは、大反対。
お母さんは、現実的に子供とかどうするの?そういう話もしないとなんじゃないの?と大反対ではないけどという感じです。

なかなか難しい問題ではありますけど。

第5話ではお父さんが『大事に思っているからウチの娘とは別れてくれ』と懇願するシーンがあり、涙が溢れてきましたね。

あきよし
あきよし

自分にも言われる可能性があるので、他人事に思えないので涙が出ちゃいますね、、、、。

結婚って2人だけの問題じゃないのでね。

親、兄弟、親戚全部が関係してきますよね。

他人同士が家族になるということですからね。

気が合うけど、あなたとは付き合えない、障害者だから。
お姉ちゃんの彼氏が障害者だから、あなたとは付き合えない。

そんなセリフもありました。

外見だけじゃなくて、中身を見てよ、と思ってしまいますが、僕は、同じようなことを当時付き合っていた人から言われたことあるので、何というかリアルだなーと思ってしまいました。

主題歌が神

ドラマ『パーフェクトワールド』の主題歌『まちがいさがし』は、今日本でもっとも注目されているといっても過言ではない米津玄師さんが作詞作曲プロデュースを手がけた作品です。

それを菅田将暉さんが歌っているんです。

この歌詞がめちゃくちゃいいんですよね。

セリフの後に音楽が流れるわけですよ。

まちがい探しの まちがいの方に
生まれてきたような 気でいたけど
まちがい探しの 正解の方じゃ
きっと出逢えなかった と思う

いやいや良すぎでしょ。

声もいいですし、歌詞が良すぎますね。

間違い探しの 間違いの方に 生まれてきた気でいたけど (障害を持って生まれて来たけど)

間違い探しの正解の方じゃ きっと出会えなかったと思う (障害を持って来たから出逢えた出会いもあるよね)

出典元 :『まちがいさがし』 歌:菅田将暉  作詞作曲プロデュース:米津玄師

みたいな風に解釈しちゃいました。

涙がブワァーっとあふれ出て来ちゃいましたね。

個人的に菅田将暉さんって天才だと思っていて、イケメンだけど演技がめちゃくちゃうまいですよね。

役の雰囲気を掴むのがうまいと思っております。

歌もうまいですし、服も作っちゃうし、才能が豊かな人なんだなと思っています。

将来どんな役者さんになるんだろう?と勝手に期待しています。

菅田将暉さんのラジオで米津玄師さんが言っていたのですが、歌詞を書くのに時間がかかったらしいです。

今まで自分で作詞して自分で歌うということをやっていたから、自分には歌えない歌、菅田将暉だから歌える歌を作りたかったらしいです。

役者が神

主演を松坂桃李くんがやっていますね。

松坂桃李くんはここ2年くらいでめちゃめちゃ演技が上手くなりましたよね。

僕がこのパーフェクトワールドで好きなシーンは、緊張している時の喉のあたりが本当に言葉に詰まっている時のような感じになっていて、ただ役を演じているってよりは、役に乗り移っている感じになっているのがすごく好きです。

役を生きている感が好きです。

主人公の同僚役、松村北斗くんがめちゃうまいと思います。ジャニーズのSixTONESというグループの一員です。

次にデビューする組ですね。

今風なイケメンな役所を上手く演じてるなーという印象です。

棒読みなジャニーズとか結構いるのにめちゃくちゃ上手くて、早くデビューしないかなーと勝手に期待しています。

『障害を受け入れるとか無理なんだよ』のセリフは松村北斗くんのセリフでした。

彼のセリフの息継ぎの感じ、表情がめちゃくちゃ好きです!

もっともっとドラマや映画、舞台に出てほしいなーと思っています。

幼馴染を好きで居ながら側で支える役の瀬戸康史くん。

瀬戸康史くんの見た目や喋り方って結構奥手な青年役があってますよね。

恋愛に不器用男子の役がハマり役だと思っています。

 『先に生まれただけの僕』でも恋愛に奥手な青年役を演じていましたね。

ナチュラルな演技で好きですね。

障害受容が難しい

障がいを受け入れるということは、難しいですよね。

それは常々感じています。

周りが受け入れることも難しいと思います。

今回、注目したセリフにもあるように一番難しいのは、自分自身が自分を受け入れることだと思います。

僕はトランスジェンダーです。

これが障害なのか個性なのかはいろいろな意見がありますが、僕個人的には障害であり、個性でもあると思っています。

普通に生きるのに高級車が買えるくらいのお金を注ぎ込まないと普通に生きれないので、障害だとも思っています。

現に、僕は普通に生きるために自分の体に300万年くらいつぎ込んでいます。4回ほど手術もしています。

手術などで色々な経験を得れたのでそれは自分に還元されて、個性になっているとも思います。

トランスジェンダーだから出逢えた人はいっぱいいますし、自分の性格も真面目になったと思います。

ただ、やはり健常者が羨ましいし、比べてしまうし、その違いに絶望を覚えることもあります。

体は、現在の医療で一番男性に近く段階まで手術はしていますけど、一般男性と比べるとうわ、女子じゃんなんてことは多々あります。

その度に、絶望の淵に立たされます。

僕はこのドラマの主人公のように恋愛は諦めています。

なぜかというと、子供を産める可能性を奪ってしまうからです。

僕なんかより、一般男性と結婚したほうがいいよ、そう思ってしまうんですよね。

健常者なら、もっとラフに恋愛できたのになーとか適当に付き合って欲望だけ満たせたのにとか思ったりします。

お前なら、素敵なパートナー見つかるよと友達に言われますが、トランスジェンダーと恋愛って結構難しいと思っています。

手術をして10年経ちますが、障害の受容はできていないです。

このドラマのようにできないのかもしれないです。

それくらい自分の人生や性格形成にも関わってきていると思っています。

L性同一性障害を自覚する前は、クラスを引っ張って行くような人だったんですよね。

それが、男なのに女だということで、全人格を否定されている気持ちになって行き、自分に自信がなくなっていって、控えめな性格になっていくんですよ。

障害受容できない自分が嫌で、見ないようにしているというか、気にしないようにしているのかもしれないです。

受け入れるしかなくて、受け入れなきゃいけないと思っていたけど、このドラマのセリフを聞いて別に受け入れなくてもいいのかもしれないと思いました。

なるようにしかならないのではないかと。

本当は自分が一番気にしているんだと思います。

僕の思うこと

最近は、自分の行動力とかを褒めてもらえることが多くて、少しだけ障害受容が出来ているかもしれないです。

というか、そういう風にするようにしています。

自分が健常者と比べて引け目を感じないように努力で埋めていっているって感じです。

あとは、何でも話せる友達を色々なコミュニティに作ることですかね。

他人からの評価なんかどうでもいいと思っていましたが、自分ではわからないことも評価してもらったり、意見をもらったりすることも自分を認めてあげるのには大事なのかなと思っているところです。

御涙頂戴ではない障害とかを扱った作品が増えるといいなと個人的に思います。

そして、多様性が受け入れられる社会になればいいなと思います。

まだまだ、多様性は認められない日本ですが、少なくとも僕が手術した10年前よりは変わって来ています。

今すぐには、難しいのかなと思いながら、日々生きています。

僕は、日本にこだわりがあるわけではないので、時代を変えて生きたい!!とかよりは、自分が自由に生きられる国を見つけて移住しようと思っています。

苦しくて、苦しくてどうしようもない人は、日本以外の場所を探すのもありかなと思っています。

僕は現在フリーランスとして活動していますが、就職という社会のしがらみにまとわりつかれなくなってから、心が自由になりました。

ぼくにとって高卒になったというのも、性同一性障害が原因だったので、それもコンプレックスの一つだったのかもしれないです。

社会とか男とか女とか障害だとか障害じゃないとかそんなことは関係なく、自分らしく生きて行きたい。

それが僕の思うことです。



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海外好きなFTM(トランスジェンダー)です! 韓国にハマりすぎてほぼ韓国ブログみたいになっています。韓国のお得情報を主に書いています。
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