LGBTQって何?トランスジェンダーの僕が説明してみた【図解付き】
LGBTQと言う言葉をよく聞くけど何なのかよく分からない。
何となく聞いたことがあるけど説明は出来ないな。
そんな人の疑問を解決します。
この記事の信頼性を書いておきます。
・トランスジェンダーの当事者
・19歳の時に性別適合手術を受けた人
・その後にまた手術を受けて一番最後の手術までしている人
LGBTQの説明をする前に『性自認』と『性的指向』について説明させてください。
これがわかっていないとちょっと難しいので。
性自認(ジェンダーアイデンティティ)
自分の性別を男もしくは女と自認すること。
この自認には、体の性別は関係ないんです。
僕は、女子の体を持って産まれてきましたが、性自認は、男です。なので性自認は『男』です。
性的指向
日本的な考えには、男は女の事を好きになるべきだと思いますが、ここでは違う話をします。
先ほど説明した性自認が関係してきます。
誰を好きになるかの問題です。
その時に自分のことをどう自認しているかで、『LGB』どれになるかが決まります。
この性自認と性的指向を理解した上でこれから説明していきますね。
L:レズビアン (lesbian)の頭文字のL
性自認が女性の人が女性のことを好きになることを指します。
『トランジットガールズ』とか最近よくドラマになっていることが多いですね。
別れてしまったみたいですが、元宝塚の東小雪さんがレズビアンを公表していましたね。
東京ディズニーランドで挙式をしていましたね。
G:ゲイ(gay)の頭文字のG
性自認が男性で男性のことを好きになる人のことを言います。
おっさんずラブが2019年流行りましたが、男性同士の恋愛に心を鷲掴みにされた方も多いんじゃないでしょうか?
おっさんずラブで言うと林遣都さんのやっていた牧くんがゲイですね。
部長さんは、女性と結婚していたと言うのを考えるとバイかもしれませんが、ずっと心の中の葛藤を結婚で隠していたならゲイかもしれないですね。
ホモと言う用語で認識している方がいるかもしれませんが、ホモと言う言葉は差別用語なので『ゲイ』と言う言葉で覚えてくださいね。
B:バイセクシャリティ(bisexuality)のB
男性女性両方のことを好きになることを言います。
おっさんずラブで言う田中圭さんの役柄はバイと言えるでしょう。
今まで女性しか恋愛対象になかったけど、男性にも恋をすると言う役柄でしたね。
T:トランスジェンダーTrance JenderのT
性自認と体の性別が食い違っている人のことを言います。
性自認は男性なのに体が女性として産まれてくる人のこと。
性自認は女性なのに体が男性として産まれてくる人のこと。
ジェンダー(性)をトランス(変える)と言う意味でトランスジェンダーですね。
日本語だと性同一性障害(性別違和)と言います。
女性から男性へ性別移行をする人を『FTM(Female To Male)』と言います。
男性から男性へ性別移行をする人を『MTF(Male To Female)』と言います。
手術をしたり、しなかったり、ホルモン注射をしたりしなかったりして心と体の性別を合わせる人がほとんどです。
持病があったり未成年で親の承諾が得れなかったり、スポーツをやっていたりで手術やホルモン注射を行わない人もいます。
ここに、性的指向は関係ないので、女性が好きだから男になりたいと言うわけではありません。
トランスジェンダーで一番有名なドラマは、上戸彩さんの時の金八先生かもしれないですね。
あの時を境に性同一性障害と言う言葉が世に出た気がします。
Q:クィア、クエスチョン
性のあり方は、すごく多様性にあふれています。
Qとは自分のセクシャリティがよく分からない人のことやLGBTの枠に当てはまらない人のことを表します。
例えば、いつもは女性が好きになるけど、たまに男性が好きになる人も居たり、自分の性自認を男性女性そのどちらでもないと思う人も居ます。
朝起きて、今日は男性とかな人もいるみたいです。
男、女どっちにも感じない人、どっちにも分けたくない人、分けられたくない人もいるみたいです。
LGBTと言う言葉は、ここ2、3年でよく聞く言葉になってきていると思います。
話題になりまくったおっさんずラブの影響はかなり大きいと思います。
あのように世のイケメンや有名な俳優さんたちが演じてくれると抵抗も少なくなるのかもしれないです。
誰を好きになるかって自由ですよね。
性(ジェンダー)に振り回されずに自由に生きれる日本になればイイなぁ。。。